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MCカートリッジ

【NEW】 冴鉑 KOHAKU
  • IKEDA 冴鉑-KOHAKU MCカートリッジ
  • 冴鉑-KOHAKU コネクター部
  • 冴鉑-KOHAKU 針先
  • 冴鉑-KOHAKU ダイヤモンドカンチレバー一体型
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    • 冴鉑-KOHAKU ダイヤモンドカンチレバー一体型
IKEDA創業40周年の集大成
一体型ダイヤモンドカンチレバーを採用した記念モデル

IKEDA史上初めて一体型ダイヤモンドカンチレバーを採用。
カンチレバーと一体になっているスタイラスチップはマイクロリッジ形状。
ダンパーは厳選された硬度違いのダブルダンパー。
ベースとボディにはアルミニウム合金最高強度の超々ジュラルミンを削り出し、こちらもIKEDA初となるプラチナめっき仕上げ。
インナーベースには振動吸収力が極めて高い特殊制振合金を使用。
外観はバフ研磨後プラチナめっきにて仕上げてあり、
発電コイルには世界最高の導電率を誇る銀線を採用。

針を降ろした瞬間から、偉大なる音楽家達の残したひとつひとつの音場に自身が没入していく感覚、
これこそが40年間、研究を重ねフィデリティを追求し続けてきたIKEDA Sound Labs.が贈る記念モデルです。
※2025年7月7日発売 限定生産 : 30個
冴鉑 KOHAKU 全体イメージ
主な特徴

1. 一体型ダイヤモンドカンチレバーの圧倒的存在感

スタイラスと一体形成された単結晶ダイヤモンドカンチレバーは、接合部を排し、レコード溝の微細な振動を精密にトレース。
情報量、解像度、空間表現力において、かつてない純度を実現しました。
お手持ちの愛聴盤が本当に鳴らしたかった音楽と表現をお楽しみいただけます。
MCカートリッジ 冴鉑 一体型ダイヤモンドカンチレバー

2. 厳選された硬度違いのダブルダンパー機構がもたらす3つの狙い

今までのIKEDAのMCカートリッジは通常のダンパー機構でしたが、冴鉑に関してはダブル機構となっております。
これには性能的にも音楽的にも明確な狙いがあります。それは
・動作の安定性 ・不要共振の更なる排除 ・低音の豊かさ です。
これまでIKEDAのMCカートリッジを作り続けてきただけではなく、カンチレバーレスMCカートリッジを製造、修理してきた
カートリッジビルダーの石山昭子だからこその経験と実績に裏付けされた確かな狙いを存分に取り込みました。


3. 発電コイルは世界最高の導電率を誇る銀線を採用

発電コイルには4N銅OFC線やPCOCC線を始め様々な種類の線材を試して、その都度スピーカーで音を確認している中で、
プライベートな想いが込められている特別な銀線を使用したところ、冴鉑のコンセプトにしっかりとかみ合いました。
抜けるような明瞭さと、凛とした余韻を描き出します。

レコード盤の溝を正確無比にトレースする冴鉑 KOHAKU
4. 外観は美しさとIKEDA理論が詰まった鏡面バフ仕上げ&プラチナめっき仕上げ

ボディとベースはアルミニウム合金最高強度の超々ジュラルミンを精密削り出し、バフ研磨にて徹底的に磨き上げました。
IKEDAの音への理論のひとつに【角には淀みが溜まる】というものがあります。
それ故にIKEDA製品の数々は丸みをおびております。
創設者から2代目にバトンが渡された後、2代目はバフ研磨の技術を持っていたので、更なる理論の追求を目指したどり着いた技術がしっかりと記念モデルの冴鉑に使われています。

ボディのめっきは音質に関わる重要な選定でしたが、試作試聴を繰り返す中で導電率が高く、錆びや変色に強いプラチナめっきを選択。
結果高剛性と美観を両立。聴覚的にも視覚的にも納得いく仕上がりとなりました。


5. IKEDA初のシンボルの意味と二重印刷の意図

冴鉑には初めてボディの製品名の上にシンボルが印刷されました。製作者の石山昭子曰く、このシンボルは【光】を示すそうです。
実際に本人がスケッチしたイラストをブラッシュアップしてこのようなシンボルになりました。

シルク印刷にも新しい試みがあります。
光をあらわす【黄色】。製作者はここにもこだわりがあるのですが
プラチナめっきのボディ色には黄色は飲み込まれてしまい発色が芳しくありませんでした。
ここで我々が挑戦した事、それは二重印刷です。

まずボディに少し大きめのデザインを白色で印刷します。
これを乾かした後、続けて白色の印刷の上に光を表す黄色で違ったデザインを印刷します。
これにより黄色の発色が際立ち立体的に、
そして高貴な輝きを持つゆえの冷やかさと、実際に持つ冴鉑の音色の温かさ柔らかさを見事に表現したシンボルとなりました。
冴鉑-KOHAKU 演奏イメージ1
MCカートリッジ 冴鉑 KOHAKU シンボル
IKEDA Sound Labs.石山昭子
IKEDA Sound Labs.石山昭子
開発者からのメッセージ 
- IKEDA Sound Labs. カートリッジビルダー 石山昭子 -(筆 2025)

IKEDA Sound Labs.創立40周年を記念し製作に取り掛かり、1年。そして製造元でもあるアイテイ工業も創立50周年を迎えました。
『一体型ダイヤモンドカンチレバーの音を聴いてみたいな 』という先代社長の遺言を形にしたい。その想いから記念モデル製作に取り組みました。
角ダイヤのカンチレバーとチップが一体となった一体型ダイヤモンドカンチレバーの繊細な音の空間表現力。
銀線特有の抜けるような明るい高音域を活かしながら、音と何度も何度も向き合い、様々な組み合わせと試行錯誤を重ねて音作りをしました。

名前は、夜明け前のピンと張った空気に光が冴え渡るような澄み切った音色から''冴''の字を。
そしてプラチナを意味する''鉑''。「鉑」を(しろがね)と右から読むと銀の意味ともなる事から【冴鉑''KOHAKU''】と名付けました。

ようやくお客様に届けたい音が完成しました。是非クリアな高音域と間の静けさをご体感ください。


仕様

製品名:冴鉑 -KOHAKU-
発電方式:MC型
出力電圧:0.5mV
適正針圧:1.5~1.8g(推奨 1.75g)
インピーダンス:4.0Ω
質量:12.5g
※写真に写っているIS-2TCR1は付属致しません
冴鉑-KOHAKU 他社トーンアーム装着イメージ
オーディオ銘記賞受賞モデル
受賞タイトル