9TS
エネルギッシュなサウンドが魅力的な
扱いやすい高出力型のエントリーモデル
スタイラスチップは歴代IKEDAカートリッジに用いられてきた楕円形状。
ネオジムマグネットによる強力な磁気回路にカンチレバーは二重構造のジュラルミンパイプ。
音質の要となるボディパーツや発電機構は上位モデルと同様の構造・加工を採用。
IKEDAラインナップの中でも高出力な0.35mVにより
バランスが良くエネルギー感に満ちた再生音を奏でます。
発売当時「9TS」を初めて聴いた、あるオーディオ評論家の語り
音楽の重心が低めでトレースも安定している、しっとりと落ち着いた音の感触が味わえる魅力的なフォノカートリッジだ。
グラシェラ・スサーナの高品位DAM盤で聴く女性の艶やかなヴォーカルの表情に、過日の記憶を思い出した。
しかし、本機はその記憶より音離れが良くレンジ感も広い。
グラシェラ・スサーナの高品位DAM盤で聴く女性の艶やかなヴォーカルの表情に、過日の記憶を思い出した。
しかし、本機はその記憶より音離れが良くレンジ感も広い。
音像の輪郭を強調するタイプではなく、音に濃密な力を宿しているという印象。
蘭フィリップス盤のボザールトリオでは、実に品の良いピアノ三重奏の柔らかな音と質感表現の巧みさが感じられた。
米国ベツレヘム盤のマル・ウォルドロンは、ジャッキー・マクリーンの吹き上がるサキソフォンの音色が実に鮮やかで、左右のセパレーションも良好であった。
IKEDA Sound Labs.の9TSは経験豊富なオーディオファイルからも好まれるに違いなく、聴き疲れしない音も持ち味である。
蘭フィリップス盤のボザールトリオでは、実に品の良いピアノ三重奏の柔らかな音と質感表現の巧みさが感じられた。
米国ベツレヘム盤のマル・ウォルドロンは、ジャッキー・マクリーンの吹き上がるサキソフォンの音色が実に鮮やかで、左右のセパレーションも良好であった。
IKEDA Sound Labs.の9TSは経験豊富なオーディオファイルからも好まれるに違いなく、聴き疲れしない音も持ち味である。
仕様
製品名：IKEDA 9TS
発電方式：MC型
出力電圧：0.35mV
適正針圧：2.0±0.2g
インピーダンス：6.0Ω
質量：10g
発電方式：MC型
出力電圧：0.35mV
適正針圧：2.0±0.2g
インピーダンス：6.0Ω
質量：10g
