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IKEDAの歴史のページに写真を増やしました
2023-11-27
先ほどイケダの歴史に写真を増やしました。
実はIKEDA Sound Labs.のホームページをリニューアルした時から気になっていたのですが
初代IKEDA Sound Labs.社長、池田勇の紹介をしている流れで9シリーズの話をしているのですが
その写真が今まで9xxになっていました。9xxは二代目IKEDA Sound Labs.社長、石山克昭が手掛けた製品ですし
カンチレバーレスの旧9シリーズとカンチレバーのある現9シリーズでは意味合いが全く違います。
やっと直せてよかったです。

折角なのでカンチレバーレスの話をしようと思います。
IKEDA Sound Labs.で何故カンチレバーレスの製造をやめて、カンチレバーのあるタイプを発売してきたのか?
そこにはしっかりとした理由があります。
丁度11年前、初代から二代目にIKEDA Sound Labs.が受け継がれたころのアナログオーディオ業界は
決して勢いがある時代ではなかったのです。
CDやMP3などデジタルオーディオが全盛期でしてアナログオーディオを扱う方がかなり減っておりました。
その頃に取り扱いの難しいカンチレバーレスを製造しても扱いきれなくて針が簡単に消失してしまうのではないか?
また、受け継いだタイミングで初代のようにカンチレバーレス講座を開くことができなかった。
このような事情がありました。

最近では数年続くアナログオーディオブームの勢いで、またアナログオーディオに戻ってきてくれる方が多くなりました。
そして新しくアナログオーディオに魅了されて始めてくれる方も多くなってます。
昔の製品・・・フィデリティリサーチのトーンアームやカンチレバーレスのカートリッジを
オーバーホールしてほしいとのご依頼も年々多くなっております。
私はカンチレバーレスの直球も現在の最高の素材を使った煌めく音も、どちらも好きです。

音楽とは【音を楽しむ】・・・池田勇が残した言葉を胸にまた一つ一つ皆様の元に届けていければなと思っております。
今後ともIKEDA Sound Labs.をよろしくお願いいたします。

筆 IKEDA Sound Labs.ホームページ担当